【2024年最新】妊娠・出産に備えていくら貯金しておけばいい?総額いくらかかる?保険は必要?【1分で分かる】
妊娠・出産に備えていくら貯金しておけばいいのか、出産までに総額いくらかかるのか、保険はどう考えるのが良いのかを簡単にまとめます。

妊娠おめでとうございます!
安産でありますよう、心よりお祈りしています。引き続き、健康で幸せな日々をお過ごしください。
本記事では、妊娠・出産に備えていくら貯金しておけばいいのか、総額いくらかかるのか、保険は必要なのかについて簡潔にまとめます。
まとめ
結論、妊娠までに20~30万円程度貯金できていると安心です。
後述の通り国や自治体から様々な補助を受けられますが、少なくとも以下の表に記した3点については出産までに自分で支払うことになります。
項目 | 実際に支払う費用 |
---|---|
妊娠20週頃に病院へ支払う保証金 | 5~20万円 |
妊娠中に病院へ支払う健診費用 | 5万円前後 |
ベビー用品購入費用 | 5~20万円 |
妊娠してから出産までに病院へ支払う費用総額は5~10万円程度です。
ただし、5~20万円程度の保証金は妊娠20週頃に事前に支払う必要があります。
基本的に出産費用は出産後の会計時に健康保険から病院に直接支払われますが、保証金と出産育児一時金を足して費用を上回る場合は、出産後に返金されます。
また、妊娠期間中の健診費用は一部自己負担となり、5万円前後は必要になります。
その他、ベビー用品の購入費用が追加で5~10万円かかります。ベビーベッドやチャイルドシート、抱っこ紐など高額なものも最初に買い揃える場合は20万円ほどかかる場合もあります。
妊娠中に実際に自分で支払う費用(入院の保証金を含む)
合計で 10万円~25万円 (検査: 5万円前後、入院の保証金: 5万円~20万円) 支払うことになります。
妊娠期間 | 実際に自分で払う大体の費用 (助成券による割引後) |
---|---|
5~6週 | 5,000円~15,000円 |
10週 | 5,000円~20,000円 |
12週 | 1,000円~3,000円 |
16週 | 1,000円~3,000円 |
20週 | 健診: 5,000円~10,000円 入院の保証金: 50,000~200,000円 |
24週 | 1,000~3,000円 |
28週 | 1,000~3,000円 |
30週 | 1,000~3,000円 |
32週 | 1,000~3,000円 |
34週 | 1,000~3,000円 |
36週 | 1,000~3,000円 |
37週 | 1,000~3,000円 |
38週 | 1,000~3,000円 |
39週 | 1,000~3,000円 |
助成券等による公費補助は10万円程度となりますが、上記はそれを加味した上での自己負担額です。病院のHPに詳細が記載されていることもあるので、気になった方は調べてみてください。
参考: 00 報道発表資料(R4・R2.4公費負担状況)厚生労働省
出産後・退院時の費用
特別な費用がかかることなく出産された場合は返金となる場合があります。
項目 | 費用 |
---|---|
出産 | - 50~70万円 |
出産育児一時金 | + 50万円 |
保証金の返金 | + 5~20万円 |
ただし、無痛分娩や帝王切開分娩の場合、出産費用に追加で10万円程度かかる場合が多いです。また、個室かどうか、母子同室かどうか等でも費用が変わってきます。
その他、健康保険によっては付加給付といって3~20万円程度追加で支給される場合がありますので、自身の健康保険について調べてみてください。
出産に備えて民間の医療保険に入っておくべきか?
結論、入っていなくても何も問題ありません。私達夫婦は入っていません(現在第二子出産間近です)。ただし、入っておくといざという時は得します。
調べてみると保険会社が「帝王切開になると自己負担の総額が100万円になる」などと書いていたりしますが、どんなに費用が高額になったとしても、日本には高額療養費制度があるため、追加で10万~20万円程度で収まる場合が多いです。要するに、10万~20万円程度の貯金があればそれが保険になると考えて良いです。
参考: 高額療養費制度を利用される皆さまへ 厚生労働省保健局
その他貰えるお金
「出産応援給付金」など、各自治体で子育て応援の給付金を出していることもあります。私の自治体の場合は3~5万円程度の給付がありました。区役所や市のHP等で確認してみてください。「XX市 妊娠 給付金」などで検索すると、制度があれば出てくるかと思います。
安産をお祈りいたします
本記事をお読みいただきありがとうございました。皆さまのご健康と幸福を心からお祈り申し上げます。そして、安らかな出産を迎えることができますよう、心からお祈りいたします。皆様のお役に立てる記事をどんどん書いていきたいと思います。